緑内障とは?
人間の眼の中には、房水(角膜や水晶体をきれいにしたり、栄養を与えたりする体液)という透明な液体が絶えず流れています。眼圧とは眼内液の圧力のことですが、その圧力がほぼ一定であるのは、この房水のバランスがうまく保たれているからです。房水の流れが悪くなり、溜まってくると、眼圧は高くなります。上昇した眼圧により視神経が圧迫され、障害を受けると、その部分の情報が脳に伝わらず、視野が欠けたり狭くなったりします。これが緑内障です。わかりやすく説明を行いますのでいつでもご相談にお越しください。
緑内障が怖いわけ
どのような病気でも、大概は自覚症状というものがありますが、緑内障の場合は眼が痛いといった症状なども無く、初期の段階で自ら気づくことはほとんどありません。「視野が欠けたように感じる」という症状が一般的に知られていますが、初期の段階には、視野が外側から少しずつ欠けていくので、気づきにくいのです。
40歳を過ぎたら、定期的な緑内障の検査をお勧めします!
当院では、緑内障の早期発見の啓蒙をしっかりしていきたいと考えております。当院ではそのために検査や治療に必要な最新機器を揃えており、即時に検査結果の画像をお見せしながら説明させていただいていますので、どうぞ検査にいらしてください。 また一回の検査で「異常無し」であっても、これから先も「ずっと大丈夫」というわけではありません。40歳を過ぎたら、1年に1回、最低でも3年に1回は定期検診を受けましょう。
緑内障の治療
薬により眼圧をコントロールします
まずは、薬で眼圧をコントロールします。急性緑内障の治療では手術が第一に選択されますが、慢性緑内障で視野異常が進行していない場合は、点眼による治療を行います。
緑内障のタイプや症状、視野異常の重症度によって2~3種類を併用することもあります。点眼薬だけで効果が不十分な場合には、内服薬を併用することもあります。
急性緑内障の場合や薬物療法(点眼薬や内服薬)での眼圧コントロールが不十分な場合は、レーザー治療や手術を行います。
残念なことに現在緑内障を治す治療はございません。いずれの加療も進行をとめる事を目的とします。
緑内障のタイプや症状、視野異常の重症度によって2~3種類を併用することもあります。点眼薬だけで効果が不十分な場合には、内服薬を併用することもあります。
急性緑内障の場合や薬物療法(点眼薬や内服薬)での眼圧コントロールが不十分な場合は、レーザー治療や手術を行います。
残念なことに現在緑内障を治す治療はございません。いずれの加療も進行をとめる事を目的とします。
レーザー治療
レーザーを虹彩にあてて穴を開けたり、線維柱帯にあてて房水の流出を促進します。 比較的安全で痛みも無く、日帰りで治療が出来ます。
手術
房水の流れを妨げている部分を切開し、流路を作って房水を流れやすくする方法や、毛様体での房水の産生を抑える方法などがあります。